フォーキーなオーガニック・サウンドの貴公子=デヴェンドラ・バンハートの7枚目アルバム。桃源郷を静かに追い求めるような幻想的な歌声と言葉が、これまで以上に芳しい香りを放ちながら、聴く者の心を揺さぶる作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ワーナー移籍第1弾!オーガニック・サウンドの貴公子、デヴェンドラ・バンハート2年ぶりとなる待望のアルバム!フリー・フォークからサイケデリック・ロックまで。縦横無尽にミュージック・シーンを走り、圧倒的な存在感を放つ、オーガニック・サウンドの貴公子デヴェンドラ・バンハートの通算6作目となる2年ぶりのアルバム!耳の肥えた音楽通から華やかなハリウッド・セレブまでもを虜にする現代ポップ・シーン随一のセックス・シンボルの本作は、ポール・バトラー(バンド・オブ・ビーズ[ザ・ビーズ])と組み、まったく新しい領域に挑んだヒューマン・ネイチャー・ミュージック。パリやヨーロッパの放浪を経て西海岸に着地するも、今なお根無し草のようにコミューン生活を送る彼。アパラチアン・スタイルのフォークからも、トロピカリズモ系ブラジル音楽からも解放されたシルキーな歌声とアコースティック・サウンドがここに風と共に揺らぐ。
タワーレコード
デヴェンドラ・バンハート、ついにメジャー・デビュー。プロデュースを手掛けたのはUKのバンド、ビーズのポール・バトラーで、その意外な顔合わせからもわかる通りサウンドのタッチもちょっと変わった。仲間たちとのジャム・セッションは控え目に、ここではメロディーを際立たせた繊細なアレンジによって、ほっそりとしなやかな歌を聴くことができる。一部のミックスをダニエル・ラノワが担当しているのにも驚かされたが、これまでの混沌とした雰囲気は薄れ、ナチュラルで開放的なムードが充満しているのはそのせいか。相変わらずブラジル音楽やジャズ、レゲエなど豊かな音楽性を宿しつつ、〈神秘の吟遊詩人〉の素に触れるような親密さも感じさせる本作。何だかデヴェの清々しい笑顔が目に浮かぶようだ。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.316(2009年11月25日発行号)掲載)
サラッとしたボーカルが爽やかで気持ち良いです。