新生カーネーションのアルバム。トリオ編成期にはロックバンドとしてのオリジナリティを昇華させてきた彼ら。本作では、ルーツ・ロックやオルタナティブ他、バラエティに富んだ楽曲が並び、カーネーションが更なる新境地へと猛進中であることを証明する傑作。このマジカルな音の衝撃はロックの何かを変える。 (C)RS
JMD(2009/11/19)
常に新世代のファンを獲得し続けるカーネーション。2009年4月発売のシングル「ジェイソン」で新生カーネーションとしてのスタートを切った彼らのアルバム。本作は、2006年「WILD FANTASY」より約3年ぶり、14枚目のオリジナル・アルバムとなり、P-VINE RECORDSと自身のレーベルCosmic Sea Recordsとの共同リリース。中原由貴(タマコウォルズ)、宮田繁男、大野由美子(Buffalo Daughter)、奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)、渡辺シュンスケ、西村哲也が参加。
タワーレコード
3年ぶりとなるニュー・アルバムは、5人から3人に、そして2人になって初の作品ということになるわけだが、そこに失速感や必要以上の必死感がないことは、タイトル・ナンバーを皮切りに滾々と湧き出てくる〈イイ歌〉たちを耳にすれば明白。情感豊かなメロディーと、それをさらに盛り立てるイキの良い演奏は、むしろ瑞々しさとタフさ=若さの象徴が増した印象だ。直枝政広、人生半世紀を越えても足取りは軽快。
bounce (C)久保田泰平
タワーレコード(vol.316(2009年11月25日発行号)掲載)