DIESEL:U:MUSICの2009年ウィナー&クラブ系レーベル"KITSUNE"の新星、NY在住のユニット=ハーツレヴォリューションのデビュー・アルバム。紅一点ローの歪んで加工されたボーカルに、ソフトでいて暴力的、メロディックでひねくれたディスコ・サウンドが融合する新世代ポップ! (C)RS
JMD(2010/06/14)
キツネがオートクラッツに続いて満を持して送り出す規格外新人、ハーツレヴォリューション!
クリスタル・キャッスルズとのスプリット・シングル、『キツネ・メゾン7』への楽曲提供、ヴィタリックがリミックスしたシングル“Ultraviolence”など、デビュー前から様々な話題を振りまいてきたNY在住の注目ユニット。2009年にはDIESEL:U:MUSICのワールド・ウィナーとなった彼らが、全世界に先駆けて日本独自でデビュー盤を発表。新曲“ダンス・ティル・ドーン”、その80kidz、DEXPISTOLS、AMWE(DIESEL:U:MUSICジャパン・ウィナー!)によるリミックス、彼女たちの記念すべき出世曲“C.Y.O.A!”、『キツネ・メゾン7』のなかでも一番の反響を呼んだ“薔薇と彼女の王子”他話題曲をガッツリ収録。次世代のDIY精神でフューチャリスティックなデジタル・ネオ・パンクを生み出す。紅一点のキラメキ・カリスマ・シンガー=ローちゃんがカワイイのに超パンク!
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タワーレコード
キツネが送り出す新たな刺客は、パンクとメルヘンを同居させた個性派トリオ! これは日本編集盤で、パンキッシュなエレクトロに〈いらっしゃいませ〉〈どうぞよろしく〉なんて日本語が乗る“C.Y.O.A!”や、ロリータ・ヴォイスとドリーミーな曲調が妙にマッチした“薔薇と彼女の王子”など、紅一点のローが存在感を振り撒く出世曲はやはり聴きもの。80kidz、DEXPISTOLS、AMWE各々によるリミックスも見逃せない。
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.315(2009年10月25日発行号)掲載)