| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2009年10月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | アップリンク |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ULD-492 |
| SKU | 4932487024926 |
これまでもルネ・クレマン監督『禁じられた遊び』(52)、フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』(59)といった名作から、最近ではチャン・イーモウ監督『あの子を探して』(98)といった作品が人々の心を感動させたことは記憶に新しいが、子供たちを主人公にしたこれらの作品に描かれていることは、当時の社会背景や生活の中の身近な出来事の中での子供たちの心情を巧みに表現していることにある。
ここにまた一つ、少年を主役にした映画の名作が誕生した。今作の監督はポーランドが誇る女流監督のドロタ・ケンジェルザヴスカ。彼女の夫でもある『トリスタンとイゾルデ』(06)の撮影を担当した名手アーサー・ラインハルトとともに、孤独な少年の物語を、自然の光と影を巧みに取り入れた美しい映像で描きあげている。また、本作で叙情溢れるピアノの旋律を奏でているのは、映画音楽の巨匠マイケル・ナイマン。彼女の前作を観た映画音楽のナイマンが、彼女の才能に惚れこんで、格安のギャラで本作の音楽を担当することになったのである。
ポーランドの美しい街並みや河川の風景が随所に登場する。光と影を見事に捉えたゆるやかで美しい映像はこの映画の見どころの一つ。『ピアノ・レッスン』(93)のマイケル・ナイマンが奏でるピアノの旋律が、主人公の少年の孤独な姿を浮き出させている。また、主人公クンデルをはじめ、笑顔が印象的な少女、美しくもどこかミステリアスな雰囲気を持つその姉など、登場する子供たちがとても魅力的である。特に、少年クンデルの寂しげで射るような視線は見る人の胸を打ち、一度見たら忘れられない。
原題 JESTEM
2007年10月13日日本公開(パイオニア映画シネマデスク配給)

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