"アウー"の遠吠えもセクシーなタイトル曲他!世界の歌姫シャキーラがネプチューンズらをプロデューサーに迎え、ダンサブルなエレクトロ・ポップをキメる第3弾イングリッシュ・アルバム!! (C)RS
JMD(2010/06/14)
シャキーラがダンスフロアに帰ってきた!「ヒップス・ドント・ライ-オシリは嘘つかない」(2006年)で21世紀最大のメガヒットを放ち、「ビューティフル・ライアー」(2007年)では、ビヨンセと夢の共演を果たす。そんな世界の歌姫が次なるステップへと踏み出す2009年作品は、世界が待ち望んだ究極のダンス・アルバム!タイトル曲「シー・ウルフ」は話題のエレクトロ・ポップ・チューン(サンディゴールドのバックボーンであるジョン・ヒルらが参加)!ファレル・ウィリアムスがプロデュース&参加した楽曲も収録!
タワーレコード
オンナは化けると言うけれど、まさかこの人がマドンナみたくボディースーツを身に着け、こんなにキワドいポーズで腰をクネらせてしまうとは……。そのマドンナとはファレル・ウィリアムズが約半数の曲で共作/プロデュースに関わっている点でも共通。コロンビアの歌姫にとって初の全編ダンス・アルバムとなったが、レバノン系の血を引く彼女だけに中東的なメロディーやエッセンスもあちこちで顔を覗かせるのがおもしろい。もちろんラテン調の哀愁メロもたっぷり。ジョン・ヒル(サンティゴールド)と組んだタイトル・トラックのような猫パンチ系エレクトロ、ワイクリフ・ジョンと組んだ80's風のバブリーな変態ディスコなど、通常の西洋的な発想では生まれないだろうエキゾティックな折衷サウンドが並ぶ。ほとんどの曲が3分台。しかも起承転結のみならずヒネリも加え、それでいてポップ街道まっしぐら。「みんなに楽しんでもらうことを第一に考えたの」とのことだが、ここまではっちゃけてしまうとは正直ビックリ。三十路に入った彼女。まるでこれが最後のセクシー・ダンスであるかのように大胆に腰をフリ、身をもって人生謳歌を提示してくれている。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.315(2009年10月25日発行号)掲載)