Q (12/01, p.137) - 4 stars out of 5 - "...Fresh and focussed....compelling..."
CMJ (11-12/01, p.78) - "...Continues their journey into the metal mystic, guided by familiar cascading chord progressions and ethereal-tp-plump dynamic sensibilities..."
Rovi
インキュバスが本作のレコーディングに選んだ場所、それがズマ・ビーチだ。海に大空、そして太陽ー自然のエネルギーを燦々と浴びたメンバーが、そりゃ悪いコンディションであるわけがない。かくしてロックの歴史の必須要素<バンド・マジック>は彼らの身にも起こったのだ。密閉されたスタジオではなく、マリブ・ビーチの近くにある小さなビーチで・・・・。潮風と心地良い静寂のなか、大豪邸を貸し切っておこなわれたアルバム制作。馬鹿騒ぎするわけでもなく、真摯なスタンスで己の音楽性と向き合った結果が、この圧倒的なグレイドの高さを生んでいる。5人の強固な一体感に加えて、電子音やストリングス、琴のようなものまで、適材適所な楽器のチョイスが隠し味。メロディーの魔力を再確認させてくれる歌声も心に響く。進化を続ける独自の西海岸サウンド、もはやへヴィー・ロックという色眼鏡は必要ないだろう。
bounce (C)トリプル永地
タワーレコード(2001年11月号掲載 (P81))