全米大ヒットのフロア・チューン「炎のダンスフロア」他収録!ジャンルを越えたダンス~バラードなど、ヴァラエティーに富んだ楽曲を収録した、今やジャマイカ随一のレゲエ・シンガー&ラッパー=、ショーン・キングストンのセカンド・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
2009年はショーキンの夏~ショーキンの秋へ。2009年夏アンセム決定のキラー・チューン「炎のダンスフロア」を引っさげ洋楽界、最強のモンスター、ショーン・キングストンがセカンド・アルバムをリリース。2年前の「ビューティフル・ガールズ」のメガトン・ヒットを超えるショーキンの勢いは増すばかり!アルバムには、19歳らしい明日への希望を唄った青春ソング(?)アルバム・タイトル曲の「トゥモロー」他、ジャンルを越えてダンス~バラードまで、ヴァラエティーに富んだ充実内容。
タワーレコード
JR・ロテムの秘蔵っ子として、突如ポップ・シーンの最前線に躍り出たショーン君。あれから2年、シンセ・ビートなど流行の音を纏いながら、少年は素敵な明日をめざして次の一歩を踏み出した!全米/全英チャートを制した“Beautiful Girls”をはじめ、“Me Love”や“Take You There”といったゴールド・シングルを輩出した2007年の『Eye Above Water』に続くセカンド・アルバム『Tomorrow』。ほぼ全編の制作を後見人のJR・ロテムが務めた前作は、自身のジャマイカン・ルーツをアーバン・ポップ流儀で表現したレゲエ・フュージョンの傑作に仕上がっていたが、今回は若干ではあるがレゲエ色が後退。売れっ子のブルーノ・マーズを擁するスミージントンズが手掛けた“Island Queen”、マイクも握っているワイクリフ・ジョンとジェリー・ワンダーのコンビによる“Ice Cream Girl”などカリビアン・テイストのトラックも散見できるが、全体的には“Take You There”で打ち出したシンセ・ダンス・サウンドを強調した作りになっている。そんなアルバムのトーンを象徴しているのが、レディ・ガガ“Poker Face”やキャット・デルーナ“Unstoppable”の流れを汲むレッドワン制作の全米TOP5ヒット“Fire Burning”に、ウィル・アイ・アム“One More Chance”やブリトニー・スピアーズ“Quicksand”での仕事を彷彿とさせるフェルナンド・ガリベイ製の“My Girlfriend”など、トランス〜ユーロ・ダンス路線のリード・シングル曲。レッドワンやディテイルといったコンヴィクト周辺プロデューサーの参加が目に付くから……というわけではないけれど、これらの曲を含む前半の展開はエイコンの最新作『Freedom』に通じるところもある。
もっとも、“Beautiful Girls”や“There's Nothin”などに顕著だったノスタルジックで甘酸っぱいメロディーと、その旨味を最大限に引き出すショーンの朴訥とした魅力は健在で、本質的な部分はそんなに変わっていないとも言える。グッド・シャーロットを迎えた青春パワー・ポップ“Shoulda Let U Go”でのアイドル然とした振る舞いから、ケイナーンがソングライティングで参加したドラマティック・バラード“Tomorrow”における成熟したヴォーカル表現まで、シンガーとしてのポテンシャルの高さは前作以上に発揮できているし、継承と進化のバランスが取れた理想的なセカンド・ステップと言っていいと思う。
bounce (C)高橋芳朗
タワーレコード(vol.314(2009年09月25日発行号)掲載)
前作からクロスオーバーな内容だったが、さらにREGGAE色が後退しHIP-HOPやR&B色に染まった内容になっている。
REGGAE色全開の"ISLAND QUEEN"以外に個人的には胸に残る曲はないが、R&Bリスナーには満足度高いんじゃないかな。