2008年に発表した前作『ターニング・ドラゴン』から、わずか1年あまりで完成させた戦慄のダンス・フロア作品。EP『グラウルス・ガーデン』で感じられた恐るべき予感が現実となるハードコアでストイックな衝撃作!狂気と美しさは表裏一体なのか!?
タワーレコード
Fifth album from St. Albans's Chris Clark, his follow-up to 2008's aggressive and dancefloor-oriented 'Turning Dragon'. On 'Totems Flare', he combines the jacking beats prominent on that album with the smoother, more classically Warp Records sounding IDM of his earlier work, in addition to a range of psychedelic, acidic and industrial sounds and, for the first time, his own heavily processed voice. Includes the track 'Growls Garden' from the 2009 EP of that name.|
Rovi
1年ちょっと前に衝撃のアルバム『Turning Dragon』をリリースし、そのアグレッシヴな変貌ぶりが大反響を呼んだクラーク。この3月にもミニ・アルバムを出したばかりなのに早くも新作という多作ぶりから想像するに、日々刻々と生み出されるトラック群は山のようにあるワケで、彼の頭のなかはもう相当凄いことになっているのでしょうね。今作にも凶暴な攻撃性は引き継がれており、混沌度合いはさらに増して躁状態。時流のエレクトロでもなくテクノ本線でもない……狂気のダンストロニカとでもいうべき唯我独尊のサウンドメイキングは一時のエイフェックス・ツインとも比肩し得るものかも? まだまだ細胞分裂のように広がり続けそうな音世界には目眩がするばかりです。いや、目を逸らしちゃなりませんよ。
bounce (C)池田謙司
タワーレコード(vol.311(2009年06月25日発行号)掲載)