| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1997年01月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Columbia |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 4746792 |
| SKU | 5099747467929 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
Earth, Wind & Fire: Maurice White, Philip Bailey (vocals, percussion): Johnny Graham (guitar); Andrew Woolfolk (tenor saxophone); Don Myrick (saxophone); Rahmlee Michael Davis (trumpet, flugelhorn); Louis Satterfield (trombone); Larry Dunn (piano, keyboards, synthesizers); Verdine White (bass); Fred White (drums, percussion); Ralph Johnson (percussion).
Additional personnel includes: Johnny Graham, Steve Lukather (guitar); Janice Gower, Harris Goldman, Assa Dorri (violin); Rollice Dale (viola); Ronald Cooper (cello); Dorothy Jean Ashby (harp); Lawrence Williams (saxophone); Jerry Hey, Oscar Brashear, Chuck Findley (trumpet); Vincent DeRosa (French horn); John Johnson (tuba); David Foster, Gerry Glenn, Jerry Peters (keyboards); Paulinho Da Costa (percussion).
Recorded at George Massenburg Studios, West Los Angeles, California in 1980.
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一方で、持ち上げておいて言葉は悪いが、EW&Fがスペクトラムのスタイルに寄せてきたようにも感じる。太陽の化身たちは、宇宙から地上に降りてきて、我々に分かりやすい音楽を説いているみたいだ。冒頭の「明日への讃歌」など、硬派で辛口のファンクで最後まで押してくるのかと思いきや、後半のコーラス・パートなどは『魂』の「サタディ・ナイト」のようにポップで軽快にまとめている。ロックやAORに”魂”を売ったような楽曲も見受けられるが、だからかといって決して”緩々”ではない。2枚組となると全体が間延びしてしまいがちだが、色調の異なる17曲をコンパクトに刈り込んで繋げているので、聴いていて飽きがこない。痒いところにもちゃんと手が届いている。
最後は角松敏生の「Heart Dancing(あいらびゅ音頭)」のような盆踊りから始まる長尺のタイトル曲だが、途中で針を上げたくなるような冗長さはない。
セールス面で”成功”とは言い難い結果に終わったこともあって、次作では長岡秀星のイラストで天空を駆け巡る本来のスタイルに戻ってしまったが、このアルバムでの表情豊かなチャレンジは決して”失敗”に終わっていない、と思っている。