サラサラと心地好いのにソウルフル、サザン・ソウルの懐かしさを漂わせつつ新鮮で現代的!特異な才能と美貌が呼び寄せた奇跡のシンガー・ソングライター=ダイアン・バーチの魅力がビッシリ詰まったデビュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
奇跡のシンガー・ソングライター誕生。 ニューヨーク発。心地よくソウルフル、果てしなく広がる空色のメロディ。ニューヨークが送り出す現代のキャロル・キング!心地よいソウルフルな声のよさに加え楽曲も素晴らしく、美貌も兼ね備えた歌姫ダイアン・バーチ。アデル、ダフィー、プリシラ・アーンに続く才能として世界が注目!レコーディング・アーティストには、LENNY KAYE(パティ・スミス・。グループ)、ADAM BLACKSTONE(ザ・ルーツ)、GEORGE PORTER(ザ・ミーターズ)、STANTON MOORE(ギャラクティック)、ベティ・ライトなど、錚々たるメンバーが参加。女性シンガー好きは必聴の1枚!
タワーレコード
ハートウォーミングでグイッと自分の世界に引き込んでしまえる歌声。大物の予感たっぷりなこの新人女性シンガーを送り出したのは、ジョス・ストーンを手掛けたスティーヴ・グリーンバーグとマイケル・マンジーニとベティ・ライトの3人。また、バックにはレニー・ケイらも参加しており、金の卵を大切に育てたいというレーベル側の本気度が窺える。宣教師である父親の下、厳格な信仰生活を強いられてきた彼女。その影響が良くも悪くも音楽へと駆り立てる原動力になっているようで、ゴスペル色を染み込ませた歌い回しが聴く者の心を和ませる。エイミー・ワインハウスというよりかはキャロル・キングに近いタイムスリップ感覚。そこに惹かれる人も多いはずだが、今後の変貌ぶりにも期待できそうだ。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.313(2009年08月25日発行号)掲載)
ローラ・ニーロのメロウさとキャロル・キングのレイジーさを兼ね備えたこの逸材の初作。聴き手を一発で参らせる魅力は、『Gonna Take A Miracle』や『Music』といった先述の先輩シンガー・ソングライターの名作をパッと思い起こさせてくれる。ドゥワップやゴスペルやカントリー・ブルースなどから採ったエキスを流し込んだ旋律は甘美なノスタルジーを運んでくれるが、ナチュラルで素直な歌声はそれを思いっきり未来側に向かって投げるのだった。レニー・ケイやザ・ルーツのアダム・ブラックストーンほかゲストの人選もおもしろい。
intoxicate (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.81(2009年08月20日発行号)掲載)
アレサフランクリンの様に力強くてスモーキーなヴォーカルが光る、優しいスローテンポのM-1、ニューオリンズJAZZ的な軽快POPナンバーのM-2、11、後半部分のソウルフルな盛り上がりが堪らなく格好良いM-7など、全体的に古き良き時代の、懐かしくてレトロな雰囲気が楽しめます◎