独特の幻想世界を紡ぎ出すガーリー・カリスマ=Florence Welchが率い、メロドラマティックなポップスを聴かせるフローレンス&ザ・マシーンによる、どこか「不思議の国のアリス」を思い起こさせるデビュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
たった2枚の限定シングル("Kiss With A Fist", "Dog Days Are Over")をリリースしただけで、熱狂的なファンと批評家をしっかりとひきつけ、イギリスで最も名誉あるブリット・アワードで2009年度のクリティック・アワードを受賞!BBC Sound of 2009で3位獲得!ブラー再結成ライヴのオープニング・アクトを務めるなど、独特のカリスマ性、ステージでは神が降りてきた巫女のように歌うヴォーカルのフローレンス、その特徴的なアート・ポップスに釘付け!
タワーレコード
作り込まれたドラマティックなトラックに、いくばくかの哀愁を漂わせたなめらかな歌声を乗せるUKニュー・フォークの新星がデビュー作を発表。耳を澄ませばハープやピアノなどさまざまな楽器の存在に気付くが、ローファイの対極にあるめくるめくシアトリカル・ポップとして仕上がった本作は、それ以上に彼女の個性に気付かせる。セリーヌ・ディオンあたりのファンが、間違えて買ってしまうのもありかもね。
bounce (C)妹沢奈美
タワーレコード(vol.312(2009年07月25日発行号)掲載)