ミーカやカイザー・チーフス他、様々なアーティスト達のリミックスを手掛けてきたフレンチ・エレクトロ・ポップのイケメン=Pierre-Alexandre Bussonことユークセックが、全曲英語リリックでお届けする、ハイ・エナジーなファースト・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ポストSOULWAX/JUSTICEなディスコ・ロック・クラブ・カルチャーと注目のフランス発YUKSEKのデビュー・アルバム。そのサウンドはPOPなフックにダンスフロアの荒廃をミックスさせたり、ポストPUNKなリフとアシッドなループやディスコ・グルーヴをハウス・ビーツ、キャッチーなメロディーなどをミックスさせたりとさまざまな世界を展開。ひとつのトラックでPIXIES, SCISSOR SISTERS, SQUAREPUSHER, GIORGIO MORODER, MIRWAIS, DAFT PUNKの影響が聴き取れてします、何とも間口の広いサウンド。これぞエレクトロ+POPの最新融合型。ゲストにSPANK ROCKのAMANDA BLANK、CHROMEO、THE BIWITCHED HANDS、SHIT DISCOなどが参加。
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タワーレコード
やや落ち着いてきた感もあるフレンチ・エレクトロですが、この大物を忘れちゃいけません! 自身のトラックのみならず、タヒチ80やM83、ヴァン・シーなど手掛けた数々のリミックス・ワークも人気で、ペドロ・ウィンターやアンドリュー・ウェザーオールからもサポートを受けているユクセクですよ。クローメオにシットディスコ、スパンク・ロックのアマンダ・ブランクらが駆けつけた満を持してのファースト・アルバムは、ディスコやエレクトロ、ヒップホップ、テクノを盛り込んだ爆発力のあるサウンドに、キャッチーなフレーズもバンバン飛び出す、これぞパーティー・ミュージック! 大勢で合唱したくなるようなフレーズもあり、ジャスティスばりに楽しい曲がテンコ盛りなのです。
bounce (C)青木 正之
タワーレコード(2009年03月号掲載 (P67))