British musician and DJ Will "Quantic" Holland assembled an international ensemble to play his soulful, Latin-flavored jazz songs, with vocals by Panamanian singer Kabir, Indian-American vocalist Falu, and Nidia Gongora. The intoxicating, percussion-heavy songs reflect a Colombian influence, but have a trans-American world-fusion feel that can't be pinned down to one geographical spot.
Rovi
常に新しい音楽作りを続け、ファンキーなラテン・ブレイクビーツ〜ニュー・ジャズの鬼才と目されてきたクァンティックことウィル・ホランド。2007年にコロンビアに移住して以降は、同地から受けた影響をクァンティック・ソウル・オーケストラやフラワーリング・インフェルノなどの各バンドで表現していた彼だが、それらの取り組みはこのニュー・プロジェクトで本格的に開花した。現地ミュージシャンを中心にしたコンボ・バーバロ(=非ヨーロッパ人たち)を従えた今作では、ラテンやカリブ音楽の味わいはもちろん、サイケやフォークの要素も包含したサウンドを、実に伸びやかな展開で聴かせてくれる。メンバーにマルコム・カットやアルチュール・ヴェロカイらが名を連ねているのもポイントだ。
bounce (C)ネイシャン
タワーレコード(vol.311(2009年06月25日発行号)掲載)
英【Tru Thoughts】の看板である若き天才クリエイター/DJ =クァンティックことウィル・ホランドが、移住先のコロンビアにて完成させた一世一代の大傑作。アルフレッド・リナレス等、当地の伝説的ミュージシャン達が繰り出す生粋のトロピカル・ラテン・グルーヴを、ウィルの若く鋭利な感性でフロアライクにまとめあげた本作には、互いの技とパッションに対する敬愛の念が満ち溢れている。まるで〈次代のブエナビスタ〉とでもいうべき素晴らしき魂の交感の記録だ。ストリングス・アレンジはブラジルの巨匠アルトゥール・ヴェロカイが担当。
intoxicate (C)田中幹也
タワーレコード(vol.80(2009年06月20日発行号)掲載)