彼の苦悩と官能が織り成す不思議世界にハマッたら、抜け出すことはできない!スキャンダラスなまでに強烈な個性と圧倒的な才能に祝福されたロンドンの鬼才、パトリック・ウルフがエレクトロにゴスなサウンドを紡ぎ出す第4弾アルバム!! (C)RS
JMD(2010/06/14)
強烈な個性と圧倒的な才能で高い評価を得る、ロンドンの鬼才パトリック・ウルフ。UKシーンで異彩を放つ彼がその全てを注ぎ込んだ渾身の4枚目のアルバムがついに日本解禁!アレック・エンパイア&マシュー・ハーバートを共同プロデュースに迎え、新たな自由を得た若き天才による意欲作にして超話題作!アーティスト本人が「自分の持つ全てをぶつけることができた」と言うほど、その仕上がりは今までにない力強さと自信に漲っている。アカデミー賞受賞女優ティルダ・スウィントン(ナルニア国物語の白い魔女役で有名)、元アタリ・ティーンエイジ・ライオットのアレック・エンパイア、エドワード・ラリキン(ラリキン・ラヴ)、英トラッド音楽界の新鋭フィドル奏者イライザ・カーシー、マシュー・ハーバートまで個性と才能を持つアーティストがゲストとして顔を連ねている。本作では、ファンからの投資を募り、その費用を基にアルバム制作を行うというユニークな投資システム"Bandstocks"を取り入れ注目を集めている。若干25歳にして通産4枚目となる本作は、すでにベテラン・アーティストの風格さえ備える若き天才パトリック・ウルフが放つ、"挑戦"の1枚。日本盤のみ歌詞対訳、本人解説によるライナーノーツ付き。
タワーレコード
引退騒動から2年、お騒がせ貴公子が4作目をリリース。インディーに舞い戻り、赤面するほどすべてをさらけ出した衝撃の内容で、アレック・エンパイアが2曲、マシュー・ハーバートが1曲をプロデュースしている。登場時のダーティーさは残しつつ、クラシック音楽やゴスペルを採り入れた荘厳極まりない美曲の数々が感動モノで、彼が正真正銘の天才だと確信させられた次第。ポップスターと化して自分を見失った独身男(バチェラー)が、絶大な力を持つ征服者(コンカラー)と出会って真実の愛に目覚めていく――というコンセプトも謎めいていて、作品の軸となる“Vulture”のPVではお尻丸出しのSM姿まで披露。すでに制作に取り掛かっているという次作は、いったいどうなっちゃうの!?
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.312(2009年07月25日発行号)掲載)