初演地、ミュンヘンのクリヴィエ劇場でのライヴ! 音楽監督ケント・ナガノの棒が冴える「イドメネオ」!
モーツァルトのオペラセリアの傑作「イドメネオ」に素晴らしい映像が加わりました。2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781年に「イドメネオ」を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどといいますから、非常に贅沢な上演。この「イドメネオ」は、改修作業が終わって再開場するに当たっての記念公演です。指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。
タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソプラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにしなかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。
初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作りで、「イドメネオ」に生々しいドラマを与えることに成功しています。 [コメント提供;キングインターナショナル]
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初演地、ミュンヘンのクリヴィエ劇場でのライヴ! 音楽監督ケント・ナガノの棒が冴える「イドメネオ」!
モーツァルトのオペラセリアの傑作「イドメネオ」に素晴らしい映像が加わりました。2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781年に「イドメネオ」を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどといいますから、非常に贅沢な上演。この「イドメネオ」は、改修作業が終わって再開場するに当たっての記念公演です。指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。
タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソプラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにしなかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。
初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作りで、「イドメネオ」に生々しいドラマを与えることに成功しています。 [コメント提供;キングインターナショナル]
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