『at武道館』から数えて30年となる2008年に『at武道館again』と題された武道館公演を成功させたチープ・トリックの、2006年リリースの原点回帰作『ロックフォード』に続くアルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
2006年の傑作「ロックフォード」、そして2008年感動の「at武道館 AGAIN!」を経てチープ・トリックが帰ってくる。通算16枚目のスタジオ・アルバム「ザ・レイテスト」!回る時代の中で普遍のスタンダードがここにある。 2006年にリリースされたアルバム「ロックフォード」はチープ・トリックが始まった街の名前そのもので、サウンドも原点回帰と呼ぶにふさわしい、自分自身を今一度見つめなおした傑作であった。そして2008年は彼らが全米でブレイクするきっかけとなった「at武道館」から数えて30年。その30周年を記念して「at武道館AGAIN!」と題された武道館公演が行われ、その感動のステージをもって大成功を収めることとなった。その武道館公演時に既に語られていた通り約3年ぶりのアルバムが遂に完成!前作の原点回帰から「at武道館AGAIN!」を経た彼らにブレなどなく、彼ららしさの満載された今作となった。
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タワーレコード
30年ぶりに行った武道館ライヴやバンE・カルロス(ドラムス)の課外活動=ティンテッド・ウィンドウズも話題となるなか、通算16枚目の新作が到着。バンドの持ち味であるキャッチーなギター・リフ全開のパワー・ポップを中心に据えながらも、ストリングスなどアコースティック楽器をふんだんに配したバラードやちょっとサイケなナンバーも用意したりと、幅を持たせた構成に努力の影が! オヤジたち、がんばってます!!
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.312(2009年07月25日発行号)掲載)