初期サン・ラー・アーケストラのトランペット奏者フィル・コーラン。その8人の息子たちによるシカゴのブラスバンドで、モス・デフやエリカ・バドゥとの共演で注目を集め、ジャイルス・ピーターソンも絶賛する"ヒプノティック・ブラス・アンサンブル"の初オフィシャル・リリースとなるフル・アルバム。ジャミロクワイのパーカッショニスト、ソラ・アキンボラとUKのジャズ・ファンク・バンド"ヘリオセントリックス"を率いるマルコム・カットという2人の凄腕ドラマーを迎えた快作!レッチリのフリーが、スタジオに置いてあったクラッシュのポール・シムノンのベースを使って1曲に参加したという、嘘のようで本当のエピソードも!
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モス・デフとの共演でも知られるシカゴ発ニューオーリンズ経由のブラス・バンドで、初期サン・ラーのバックで活躍した前衛トランペッター=フィル・コーランの息子8人から成る精鋭集団、ヒプノティック・ブラス・アンサンブルがオネスト・ジョンズより待望のアルバム・デビューを飾った。重厚なホーン・セクションがもたらすエンターテイメント性と、70年代のブラック・ジャズを想起させるスピリチュアルな荘厳さを兼ね備えたゲットー・サウンドは唯一無二で、聴けば聴くほどその魅力に引き込まれていくこと間違いなし。また、トニー・アレンにブラーのデーモン・アルバーン、レッチリのフリーといったゲストの多彩さも今作の大きなポイント。ロック・ファンにも衝撃を与えるであろう注目作だ
bounce (C)藤井大樹
タワーレコード(vol.312(2009年07月25日発行号)掲載)