エモ・パンク・シーンのイタズラ小僧どもFOBが、リル・ウェインやファレル・ウィリアムスとジャンルを越えてコラボする、強力第5弾アルバム!大ヒットした「今夜はビート・イット」のハチャメチャPVも、ライヴ映像収録のDVDも付いた感涙盤! (C)RS
JMD(2010/06/17)
2009年来日公演全公演ソールド・アウト!そして、初のフジロック'09参戦!年に2回もFOBと会えるなんて、感涙せずにはいられない!
オリコン・アルバム総合チャートで初登場6位を記録したアルバム『フォリ・ア・ドゥ -FOB狂想曲』のフジロック来日記念感涙決定盤!新たに付属のボーナスDVDには、来日中のメンバーの様子を記録した来日ドキュメンタリーや、オーストラリアでのライヴ映像、ミュージック・ビデオ等を収録! 早いもの勝ち、3万枚完全生産限定盤!
タワーレコード
セレブ文化を見据えたポップ路線と、バンドとしての醍醐味を体感させるロック路線とをうまく共存/触発させた賢いアルバム。ある意味、ズル賢いかも。リル・ウェインを起用し、2曲をネプチューンズにプロデュースしてもらい、大御所デボラ・ハリーやエルヴィス・コステロまでを引っ張り出してはいるが、絶対的なキモは彼らの本質となるエモから発展していった歌モノ・アンセムの麗らかさ。ピート・ウェンツ主宰のディケイダンスに所属するアーティストたちも集結してはいるものの、パニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ウーリーが参加したパニック調のナンバーを除いてはほとんどが添え物的で、背景扱いと言えそう。ビター・スウィートな歌メロが、ついつい口を突いて出てしまう。
bounce (C)村上 ひさし
タワーレコード(2009年01,02月号掲載 (P92))