2008年10月のめぐろパーシモンホール及び12月の岩手県立美術館でのコンサート音源を元に制作された高木正勝のアルバム。彼のピアノに加え様々な民族楽器なども加えた編成で、現代の日本に生きる自分たちにとって必然性のある音楽を表現した意欲作。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
音楽/映像、それぞれの世界で真の意味での"アート"を生み続ける唯一無二の存在、日本が世界に誇る若き巨匠・高木正勝。2008年10月のめぐろパーシモンホールおよび、12月の岩手県立美術館でのコンサート音源を元に制作された本作。コンサートでは、高木のピアノにパーカッション、コーラス、ジプシー・バイオリン、イーリアンパイプなどを加えた多彩な編成で演奏。現代の日本に生きる自分たちにとって必然性のある音楽とは?根本的で普遍的な世界と「今、ここ」を結びつけ、広い意味での日本の民族音楽の探求に挑みました。また、各楽曲のテーマやイメージにそって、多摩美術大学芸術人類学研究所の石倉敏明が世界中の神話や民話を収集。およそ100Pの文庫本がセットになって、読み物としての「タイ・レイ・タイ・リオ」もお楽しみいただけます。
タワーレコード
昨年行われた2つのライヴ音源をまとめたCDと、各楽曲のイメージに沿う神話集の文庫本をセットにした変則的な作品が登場。コーラスとピアノ、パーカッションを主軸にした10人編成のアンサンブルが、静謐で呪術的な響きを漂わせながら徐々にダイナミックな躍動感を獲得していく。中近東からアジアに至る多様な民族音楽を視野に入れ、より野生的な音世界へと踏み込む高木の姿が刻まれております。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.311(2009年06月25日発行号)掲載)