USオルタナ・バンド、ダイナソーJr.のオリジナル・メンバーによる、爆音ロック・サウンドを収録した第9弾アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
奇跡はふたたび訪れる・・・USオルタナの金字塔ダイナソーJr、オリジナル・メンバーによる9thアルバム完成!J・マスキス、ルー・バーロウ、マーフのオリジナル・メンバーでリリースされた奇跡の再結成作品『ビヨンド』から3年、ダイナソーJrが再び動き出す!掻き鳴らされ歪み倒すJのギター、それをモノともせず唸りまくるルーのベース、息がピタリとあった熱いマーフのドラムがひとつとなり極上の爆音ロックサウンドが完成。89年のルー脱退から20年の時を経て辿り着いた2度目の奇跡。本作はJ・マスキス本人によるプロデュースのもと、彼が所有するマサチューセッツ州アマーストにあるBisquiteen Studioでレコーディングされた。米音楽サイト、ピッチフォークで独占放送された新曲のセッション風景に世界中からアクセスが殺到し健在っぷりをアピールした。ボーナストラック4曲(ライヴ2曲、未発表2曲)収録。
タワーレコード
再結成盤『Beyond』から3年。その間、日本も含めて世界中をツアーしてきたダイナソーJrが満を持して新作を完成させた。ノイズの彼方から、よろめきながら立ち昇る熱いメロディー。ライヴを通じてバンドの一体感はますます深まり、揺るぎないダイナソー節=爆音が轟いている。〈ソニック・ユースがインディーに里帰りしたのは、こいつらが復活したからかも!?〉なんて思わされるくらい、絶好調な仕上がりだ。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.311(2009年06月25日発行号)掲載)
疾走感とダイナソー独特の土臭さのあるギターサウンドに、良質なメロディーラインで1発KOされたキラーチューン『Pieces』、ダイナソーには珍しい長尺のロックバラードM-4、M-8、アウトロのギターソロ(4分超え!笑)がクソ格好良いM-11など、聴き応え十分な作品!