2006年にシングル「Sheena Is A Parasite/Jack The Ripper」でデビュー! ロカビリー、ガレージ、ポスト・パンク、ノー・ウェイヴと様々な音楽をミクスト・アップしたその独自なサウンドで大きな話題となり、デビュー前からNMEなどで話題騒然。ファースト・アルバム『ストレンジ・ハウス?異形者たちの館』は海外主要メディア誌で軒並み高い評価をうけ、2007年にはサマー・ソニックでの来日も果たした。そして満を持して2009年、ついに待望のセカンド・アルバムがリリースされる!今回はあのポーティスヘッドのジェフ・バーロウ、そして音楽は初プロデュースである巨匠クリス・カニンガムの二人をむかえ、更なる進化を遂げたアルバムとなっている。
タワーレコード
British indie group The Horrors follow-up 2007's critically acclaimed debut 'Strange House' with 'Primary Colours', a record that represents a band striving for musical progression and, in doing so, finding an interesting new direction. While the gothic punk influence of such bands as The Cramps remains, there is now a strong Krautrock flavour to The Horrors' sound, resulting in a well-rounded and engaging listen. Includes the single 'Sea Within A Sea'.|
Rovi
ゴスいルックスと短尺の疾走チューンでUKロック好きを震撼させたデビューから早3年、ホラーズが突然変異を起こし、最高に美しいニュー・アルバムを完成させた。暴走と破壊をひたすら繰り返した前作での狂気的なガレージ・ロック〜ポスト・パンクは影を潜め、ポーティスヘッドのジェフ・バーロウと映像作家のクリス・カニンガム(!)をプロデューサーに迎えて轟音ノイズの効いたサイケで幻想的な世界観を作り出している。かねてよりケヴィン・シールズからの影響を公言していたり、そのマイ・ブラディ・ヴァレンタインがキュレーターを務める〈All Tomorrow's Parties〉への参加が決定していることを考えれば合点のいく話だが、それにしても前作での成功をこんなにもあっさりと捨ててしまうなんて!
bounce (C)白神篤史
タワーレコード(vol.310(2009年05月25日発行号)掲載)