とにかくやりたいことを全て詰め込んだ、USオルタナ・シーンを牽引するソニック・ユースの、20年ぶり(2009年時)にインディー・シーンにカムバックしたアルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
緊急事態!ソニック・ユースが遂に自由を手に入れた!ニルヴァーナ、ダイナソーJr等と共にUSオルタナシーンを引率するソニック・ユースが古巣を離れ20年振りにインディーシーンにカムバックする!サーストンは『十数年経とうと信頼関係が築けなかったメジャー・レーベルからの解放』という。従来のレコーディング方法を捨て、作曲しては翌週に即レコーディングという作業を繰り返した。プロデュースは前作に続きジョン・アニェッロ、アーロン・マランがアシスタントを務めた。レコード・レーベルに縛られない、とにかくやりたい事を全て詰め込んだ全12曲(日本盤14曲)はバンドの初期を彷彿させるノー・ウェイヴで攻撃的サウンドが完全復活を遂げている!更なるトピックは90年代からのソニック・ユースの同志ペイヴメントのベーシスト、マーク・イボルドが今作から正式メンバーとして加入している事だ。日本以外は老舗<マタドール>からリリースされる本作『ジ・エターナル』でソニック・ユースの新たな歴史が始ろうとしている。
タワーレコード
メジャーにいながらインディーズからもリリースしたりと、バランス良く活動していたように見えたソニック・ユースだが、この新作でインディーへと里帰り。元ペイヴメントのマーク・イボルドをメンバーに迎えて新たな門出を切った。これがまたソニック・ユースの魅力がコンパクトに凝縮されていて、歪んだギター・ノイズと白昼夢めいたメロディーが溶け合ったロックンロールが目白押し。どの曲も力まず、一筆書きで書き下ろしたような軽やかさがある。アルバムを貫くこの開放感が、いまのバンドの状態を物語ってるに違いない。
intoxicate (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.80(2009年06月20日発行号)掲載)
ソニック・ユース流ハードコア・パンク曲“Sacred Trickster”で鮮烈に幕を開ける通算16枚目のアルバム。実に20年ぶりのインディー復帰盤ということも影響しているのか、近年稀に見る激アヴァン&野蛮なサウンドを満載した、原点回帰的な一枚に仕上がっている。なかでも長尺曲“Malibu Gas Station”の中盤でツイン・ギターが巻き起こすノイズ・アンサンブルは、壮絶にして圧巻! 痺れます!!
bounce (C)渡辺貴仁
タワーレコード(vol.310(2009年05月25日発行号)掲載)