09サマーソニックに4度目の出演決定したカサビアン!女優のロザリオ・ドーソンなどもフィーチャー、ヤバクてネジクレたブリット・ポップを、またも炸裂させるサード・アルバム。先行リリースの「ブラッド・ザ・エンペラー」「ファイアー」他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
1stの起爆力に2ndで魅せたスケール感が増強された破壊力120%の3rdアルバムが遂に登場。プロデューサーとして今作ではあのGorillazやDJ Shadowの作品で知られるビートの魔術師、ダン・ナカムラを起用。ロックでありながらフロアでもばっちり機能するという、より1stに近く、"これぞカサビアン・サウンドの真骨頂!"というべき作品に仕上がっています。
タワーレコード(2009/04/08)
UKを代表するマンモス・バンドとなったカサビアンが、プロデューサーにダン・ナカムラを迎えて新作をリリース。タイトルは〈精神病院のドキュメンタリーから名付けた〉とのことだが、なるほど退廃と夢幻がシンクロする不可思議な映画のサントラといった出来映えだ。彼らの真骨頂ともいえるドラッギーな“Underdog”で幕を開け、ガレージ・パンクやカントリー調のポップソングを経て、女優ロザリオ・ドーソンとの憂いを帯びた妖艶デュエットや大合唱必至のシングル曲“Vlad The Impaler”など中盤に大きな山場を用意し、そして美しくも儚いメロディーとコーラスが印象的な“Happiness”で終焉を迎える構成。闘争と逃走の間で揺れる人々に向けられた狂気のサウンドを、しかと受け止めてほしい。
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.310(2009年05月25日発行号)掲載)