日本語ラップ未成熟の土地名古屋にて「Phobia Of Thug」として活動を始め日本語ラップの礎を作って約13年。第一人者として常にシーンを牽引してきたMr.OZが作り上げてきた自らの足跡を、自身の手によりベスト・アルバムとして1タイトルに凝縮!これまでのアルバム、シングルや、EL LATINOやCITY-ACEとのスプリット・アルバムの中から厳選した16曲を収録したdisc1、「Best feat」と題し、BIGG MAC RECORDSより発売された多数のアルバムに収録されているフィーチャリングとして参加した楽曲からレア音源など多数収録したdisc2、そして、大好評を頂いているMr.OZ監督作品集の「Directed Film」の第3弾をパッケージングした3枚組!
タワーレコード(2009/04/08)
自身初のベスト盤は、ソロ関連曲(新録1曲あり)にPhobia Of ThugやCALUSARI、POUNDでの音源を1曲ずつ加えたCDに客演集、PV監督としての近作を収めたDVDの豪華3枚組仕様に。彼のソロワークに見る内省的な語り口は、グループ作にも増して陰影が深い。名古屋のシーンにみずからの歩みもダブらせて辿る名曲“O FIVE TWO”をはじめ、ベストとして当然の説得力で迫る、新旧ファンも納得の内容だ。
bounce (C)一ノ木 裕之
タワーレコード(2009年05月号掲載 (P86))