英国オルタナを代表するバンド、マニックスの通算9枚目アルバム!1995年に失踪、死亡宣告が下されたギタリスト=リッチー・ジェームスが残した歌詞により作曲、彼の愛、怒り、スティーヴン・ホーキングやマーロン・ブランドを語る知性が詰まった、天才的な言葉の祝祭ともいうべき作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
英国最重要バンドの一つ、マニックス9作目となるオリジナル・アルバム!本作は、失踪してしまったリッチーが残していた歌詞を使って曲つくりを行ない、リッチーの愛、怒り、インテリジェンス、リスペクトがたくさん詰まっている天才的な彼の言葉を祝う作品。ジェームスも「『Holy Bible』のようなリフをプレイしている。ヘヴィでとがった、有意義な作品にしたい」と英NMEに語っている。プロデュースはあの奇才S・アルビニ(NIRVANA,PIXIES他)。特有のアナログ・テープでほぼ一発撮りレコーディングしたバッキバキに伝わる緊張感溢れる暴発的グルーブと今作で引用するリッチーが残したまさしく身を削って創りだしたメタファー的詩の数々、そしてマニックス最強の武器である心の底から湧き出る哀愁のある声とメロディーを聴かせてくれる。
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タワーレコード
作品ごとにコンセプトを打ち出して進化を続けてきた英国屈指のギター・バンドが、スティーヴ・アルビニをプロデューサーに迎えて通算9作目をリリース。失踪したオリジナル・メンバーのリッチー・エドワーズ(昨年死亡が認定)が残したリリックを引用し、彼の怒りや喜びを甦らせようと試みた本作。ほぼ一発録りということもあって、得意の哀愁メロディーにヒリヒリした緊張感が生まれている。
bounce (C)白神篤史
タワーレコード(vol.310(2009年05月25日発行号)掲載)