何気に不思議なアート感覚!新世代のNYポスト・パンクシーンを牽引し続け、音楽だけでなくそのファッション性、そしてアイコニックな紅一点ヴォーカル=カレン0の存在でも、常に話題を提供し続ける3人組=ヤー・ヤー・ヤーズのアルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
大胆不敵!予測不可能!全人類の五感に訴える刺激的アルバム!ヤー・ヤー・ヤーズ 3年ぶりのNEW ALBUM!「緩やかに燃える最高傑作」(オヴザーヴァー誌)&「ここ10年間の中のBEST ALBUMの一枚」(NME)。とリリース前から既にメディアが太鼓判を押す本作は、過去をチラっと振り返りながら、同時に前進を遂げているアルバム。ファースト・シングル、'Zero'はすでに大人気のエレクトロニック・ダンス・フロア・アンセム。プロデューサーには、ニック・ローネイ(EP "IS IS")&とデイヴィッド・シーテック(長年のコラボレーターでありTV ON THE RADIOのメンバー)を迎え、レコーディングはLong View Studio(マサチューセッツ)→ ブルックリンのコンプレックス → テキサス砂漠にあるトルニージョにあるスタジオで行われた。サウンドを取り仕切るニック・ジナー(G)は、オークションでヴィンテージ・キーボード(カーズや、ジョイ・ディヴィジョン、クラフトワークらが使用していたのと同じ型のヴィンテージ・アープ・シンセ)を購入し、要所要所で印象的なサウンドを作り出し、加えている。
タワーレコード
キラキラした音色のヴィンテージ・シンセを導入してムーディーに生まれ変わったヤー・ヤー・ヤーズが、TVオン・ザ・レディオのデヴィッド・シーテックとニック・ローネイをプロデューサーに迎えて3年ぶりに新作を投下。冒頭の“Zero”からしてグリッターなダンス・ナンバーでビックリなんですが、カレン・Oが〈死ぬまで踊れ!〉と歌う2曲目“Heads Will Roll”がニューウェイヴ・ディスコだったり、続く3曲目“Soft Shock”でもドラマティックで色気たっぷりのシンセと歌を披露していたり……。ガレージ・ロック色の強い“Dull Life”や不穏でふてぶてしい“Shame And Fortune”みたいな〈らしい〉曲もあるけど、総じてバンドの変化を楽しんでいるような、大胆不敵な出来映えに。こんなの誰が予想できた?
bounce (C)青木 正之
タワーレコード(2009年05月号掲載 (P77))
2000年代始めころのロックンロールリバイバル・ブームの1バンドとして取り上げられることが多かったが、今作ではエレクトロニカを大胆に導入。踊れるロック作品となっています。全曲メロディも秀逸。現在を代表する女性ロックボーカル、カレンOは色っぽさを増し、妖艶ですらある。