少年ガンガン連載作品『ソウルイーター』。TV東京のアニメのオリジナルサウンドトラック第2弾。作曲家岩崎琢によるソウルイーターの音楽の世界がここに! (C)RS
JMD(2010/06/14)
アイデアの限界に挑戦する岩崎サウンド、
ソウルイーターにおけるパート2。
『ソウルイーター』(2008~)
テレビ・アニメ・サウンドトラック第2集
音楽 岩崎琢
監督 五十嵐卓哉(「桜蘭高校ホスト部」)
シリーズ構成 大和屋暁(「ガッシュベル」「銀魂」)
アニメーション製作 ボンズ
声の主演 小見川千明、内山昴輝、小林由美子
変幻自在というか、いやおうがなく刺激的なサウンド
を供給し続ける岩崎サントラ。今回も、まるでブルース
ギター・ミーツ・ピコピコ・ミーツ・栗コーダー?みたいな
(でも、実際はすべて打ち込みか!?)な①から、
現代岩崎世界の重要な一角を成すラップ・ナンバー、
不安げに美しいオペラ風調子が今までにない聴き心地の
④、ジョン・パウエル寄りアクション・ナンバーでこの感じ
でさえ安心感を覚えてしまう⑦、ヴォイス・パフォーマンス
で遊びまくる⑩⑬、ほっと一息で美しいストリングスを堪能の
⑪、安田裕美のギターと旭孝のフルートが織り成す安らげる
美しさの⑫、ダニー・エルフマン・ミーツ・エレクトロニカ?な⑭、
そして、なんと、これはパンク!?⑱・・・・と、どんな音楽が
流れようと基本的にOKなはずの解釈を最大限に拡大解釈
した驚きの岩崎ワールドが、今回も爆走する。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2009/03/25)