野太い塩辛声とノリノリ・ビート、麻薬不法所持や問題発言でお騒がせしつつも"愛と平和と正義"を訴えるラスタ・マン、レゲエ・アーティスト=ブジュ・バントンによる"歌物"ルーツなアルバム、遂に登場。「MAGIC CITY」他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
レゲエ界のカリスマ、ブジュ再び降臨!遂に噂の「ルーツ&歌モノ」アルバム登場。これぞみんなが待っていたブジュ。あの金字塔『TIL SHILOH』を超えた大名作が遂に完成!当初、2006年リリースのダンスホール・アルバムと『TOO BAD』と2枚組でリリース予定だったルーツ・ロック・サイドが、3年の時を経て遂に完成。自身のレーベル“ガーメル”制作で、エグゼクティヴ・プロデューサーも本人。全編生音を基調としたサウンドで録音された、ワン・ドロップ・リディムによるルーツ・ロック・レゲエを中心に、ナイヤビンギあり、スカあり、カリプソあり、バラードありと、カテゴリーにとらわれない幅広い作品となっている。なお、本作の中で、ブジュ・バントン以外によるプロデュース曲は2曲。長年の盟友でもあるワイクリフがプロデュースしてフューチャリング参加した「Bedtime Story」。そして、かつての拠点“ペントハウス”のドノヴァン・ジャーメインがプロデュースした「Sense Of Purpose」は、人気レゲエ・グループ、サード・ワールドの85年のヒット曲のオリジナル・トラックに、ブジュが参加したリミックス仕様となっている。
タワーレコード(2009/04/08)
2006年発表のダンスホール作品『Too Bad』を経て、久しぶりに届けられた歌モノのアルバム。95年のラスタ転向宣言盤『'Til Shiloh』をさらにふた回りくらいスケールアップさせたかのような、包容力と慈愛に満ちたブジュの歌がとにかく圧巻だ。タイトル通りの大らかでソウルフルなノドと、生演奏主体のダイナミックに躍動するサウンドが全編に響き渡る。まさに21世紀版〈Reggae Got Soul〉な快作。
bounce (C)鈴木 智彦
タワーレコード(2009年05月号掲載 (P73))
噂されていた通り歌モノ、ラスタでまとめた内容でまさにこんなBujuを僕は待っていました。
お約束のSka Tuneあり、ナヤビンギ調の楽曲ありBujuの歌を思う存分堪能出来る。
待たされただけのことはある充実盤。