| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2009年03月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Decca |
| 構成数 | 3 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UCCD-4073 |
| SKU | 4988005551078 |
構成数 : 3枚
合計収録時間 : 03:10:05
【曲目】
ハイドン: オラトリオ《トービアの帰還》
【演奏】
ラッファエッレ … バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
サーラ … リンダ・ゾーバイ(ソプラノ)
アンナ … デッラ・ジョーンズ(ソプラノ)
トービア … フィリップ・ラングリッジ(テノール)
トービト … ベンジャミン・ラクソン(バス)
ブライトン・フェスティヴァル合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
アンタル・ドラティ(指揮)
【録音】
1979年12月 ロンドン
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ハイドンの交響曲全集の勢いを受けて デッカが企画した、ロイヤルフィルとのハイドンのオラトリオ全集のひとつ。
1979年の録音当時は、これが『トビアの帰還』の2つめの全集でした。そしてさらに言うなら 西側で初めての録音でした。
レチタティーヴォで一部カットが見られますが、元々 レチタティーヴォの長い作品ですので、聴く分には、それほどの抵抗はありません。
ドラティの生き生きとしたリズムで進む音楽は、3時間を超えるこの作品を一気に聴かせる力を持っています。
ロイヤルフィルの爽やかな弦楽器の美しさも光っています。
ソリストも実力派を揃えた歌唱は技術と情感ともに素晴らしいのひと言です。特に、デラ・ジョーンズとバーバラ・ヘンドリックスは感動と感涙の歌唱を聴かせてくれます。
ただ、ダ・カーポアリアでの戻ったあとの装飾がほとんど無いのは、時代と実質 初録音ということを考えると仕方のないことでしょう。
出番の少ない合唱は しっかりと引き締まった音楽を作っています。
私はLP 時代から愛聴していますが、この演奏を超える録音は 残念ながらまだ出てきません。
そして、ドラティのCD 化された音盤をすべて聴いていますが、この演奏はドラティのベスト3に入る 素晴らしい音楽に仕上がっています。
『トビアの帰還』を初めて聴く方は、まず この録音からとお勧めします!
可憐なバーバラ・ヘンドリックスの声が聴けますよ!