いまのミュージック・シーン、そしてファッション界のアイコンとなったGWEN STEFANIの、待望のセカンド・ソロ・アルバム!世界規模の大ヒットとなったソロ・デビュー・アルバム『LOVE.ANGEL.MUSIC.BABY.』に続く本作の制作陣には、またも豪華すぎるクリエイターが集結。
タワーレコード(2009/04/08)
出産直後はホルモンのバランスが不安定って言うけれど……ここまでハッチャけていいものなのか、ねえ? グウェン姐さん! ファレルが絡んだファースト・シングル“Wind It Up”でのヨーデル唱法にもブッ飛んだけど、他にもあちこちで錯乱ヴェクトルが飛び交いまくり。思わず口をあんぐり。基本的には大ヒットしたソロ・デビュー作『Love. Angel. Music. Baby.』の路線を踏襲しているのだが、ここでのキモはダンス・ナンバーよりも80'sを彷彿とさせるエレクトロ・レトロ・ポップ。キーンのティム・ライス・オクスリーのペンによる“Early Winter”やデペッシュ・モードへの畏敬の念を感じさせる“Wonderful Life”など、ちょっぴり引いた魅力のほうが勝っている。前作が〈ディズニーランド〉だったとすれば、今作は〈としまえん〉あたり? 〈スウィートなエスケイプ〉の隙間から綻びた現実が見え隠れする。
bounce (C)村上 ひさし
タワーレコード(2007年03月号掲載 (P71))