【特集】 リイシュー・アルバム・ベスト10/5
2008年のリイシュー・シーンをふり返る恒例企画。欧米での発掘リイシューがやや鈍化する一方、細かい仕様にこだわった高度な紙ジャケに日本独自のリイシュー文化の成熟を見ることもできます。また、SHM-CDが先導した「新素材系」CDのリリースも一挙に広がり、かつての名盤を少しでもHi-Fiな音で聞きたいという貪欲なユーザーの耳(とお財布)を直撃しました。そんな一年だっただけに、みなさん、まだまだ買い逃している作品があるんじゃないでしょうか? じっくりとチェックしてみて下さい。

■ロック(大鷹俊一、萩原健太)
■2008年のリイシュー・シーンをふり返る(大鷹俊一、萩原健太)
■ロック発掘映像(赤岩和美)
■オールディーズ(木村ユタカ)
■プログレッシヴ・ロック(小山哲人)
■ハード&ヘヴィ(山崎智之)
■パンク/ニュー・ウェイヴ(行川和彦)
■トラッド/ブリティッシュ・フォーク(茂木健)
■フォーク/カントリー(鈴木カツ)
■リマスター作品(武田昭彦)
■日本のロック(湯浅学)
■歌謡曲/芸能(鈴木啓之)
■ブルース/ゴスペル(小出斉)
■R&B/ソウル(鈴木啓志)
■ジャズ(大村幸則)
■ジャズ・ヴォーカル(高田敬三)
■レゲエ(米光達郎)
■ブラジル(駒形四郎)
■ラテン(山本幸洋)
■ワールド・ミュージック(深沢美樹)
■サウンドトラック(上原昭一)
■新素材系CD(武田昭彦)
■読者が選んだリイシュー・アルバム
■新作アルバム(編集部)

【特集】 トーキング・ヘッズ
■80年代のニュー・ウェイヴ精神を体現したバンド(田山三樹)
■ニュー・ウェイヴの幅を広げた、リフを特徴とする独自のリズム構造(サエキけんぞう)
■Expanded Heads～ブライアン・イーノがきっかけを作った"大所帯化"(田山三樹)
■ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(北中正和)
オリジナル・アルバム未収録曲/ヴァージョン
■デイヴィッド・バーン～アフリカ、アラブ、中南米音楽への強い関心(渡辺亨)
■欧米ではバーン以上の活躍が目立つ、ほか3人のソロ活動(岡村詩野)
■ルアカ・バップ～バーンの好奇心を反映したレーベル(宮子和眞)
■映像作品(赤岩和美)

□私の収穫2008
山下達郎、小西康陽はじめ錚々たるコレクター諸氏が選りすぐりの逸品を披露
□ローリング・ストーンズ
完成したリニューアル紙ジャケ・シリーズ(寺田正典)
□アバ
最新リマスター・ベストとスウェーデン盤LP準拠の紙ジャケ(安田謙一)
□ヴェテラン・シンガー・ソングライター
2008年の新作アルバムの充実ぶりをふり返る(宇田和弘)
□ネッド・ドヒニー
80～90年代に発表した復活作がSHM-CDで再発(長谷川結)
□007/ジェイムズ・ボンド
ドキュメントDVDつき最新ベスト(犬伏功)

REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド……洋・邦ロックをはじめ、あらゆるジャンルの旧音源コンピレーションやオリジナル再発を、毎号およそ200タイトル、約50ページにわたり丁寧に紹介。他の追随を許さない圧倒的な情報量!
◆新録アルバム・ピックアップ……編集部が厳選する注目作
◆インフォ・ステーション……ニュース、リリース/コンサート情報など
◆[連載]ノーマン・シーフが迫るアーティストの素顔/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/ブラウン管の向こうの音楽職人たち(濱田高志)/レコ屋日記(中野泰博)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/海外盤DVD音楽ソフト情報(赤岩和美)/ジャズ～ポピュラー・ヴォーカル新作案内(高田敬三)/レコード・レーベル・ギャラリー