モータウン創設者=ベリー・ゴーディーも、スタックスのアル・ベルも認める金髪美女ソウル・シンガー=リー・ジョーンズの日本デビュー・アルバム。物憂くクールでスタイリッシュ、ジャジーでR&Bオリエンテッドなサウンドを聴かせる一枚。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
マライア・キャリーのダイナミックで美しい声、エラ・フィッツジェラルドのジャズ・エッセンス、ナット・キング・コール&ナタリー・コールのようなジャンルを跨る感性、チャカ・カーンの燃え滾る炎という美、才能、迫力の全て持った驚くべき強力新人シンガー、レイ・ジョーンズがデビュー。
2009年で設立50周年を迎える老舗“モータウン”の設立者ベリー・ゴーディ、さらにはR&B老舗レーベル“スタックス”の伝説アル・ベル、2人のお墨付き!エラ、ビリー・ホリデイからマーヴィン・ゲイ、ディアンジェロなどジャズ、ブルース、R&B、ヒップホップなど広い範囲の影響を受けたレイだが、ジャジーでR&Bオリエンテッドなサウンドが魅力。オリジナル曲のほかにも、80'sクラシックDeBarge「All This Love」のカヴァーも収録。プロデューサーにはウェイマン・ティスデイル、ベリー・ゴーディ(!)などサポートも厚い!
タワーレコード(2009/04/08)
あのベリー・ゴーディJrの息子、ケリー・ゴーディが送り出したピーク発の新人で、元スタックス代表のアル・ベルも総監督に名を連ねるという強力な援護体制も話題の彼女。デバージのカヴァー“All This Love”をウェイマン・ティスデイルが手掛け、何とベリー御大も1曲プロデュースを担っている。深い時間がよく似合うシルキーな歌声をスムース・ジャズ風の上質さが優しく覆った、大人の極上盤と言えるだろう。
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2008年11月号掲載 (P63))