クラシック
HQCD

ベートーヴェン: 交響曲第9番 「合唱つき」 Op.125 (5/30/1953) / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮, VPO, イルムガルト・ゼーフリート(S), ロゼッタ・アンダイ(A), 他

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フォーマット HQCD
発売日 2009年02月04日
国内/輸入 国内
レーベルドリームライフ/エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴス
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 RIPD-0003
SKU 4532104010037

構成数 : 1枚
録音 : モノラル (---)

【曲目】
ベートーヴェン: 交響曲 第9番 ニ短調《合唱つき》 作品125
【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
【録音】
1953年5月30日 ウィーン楽友協会大ホール
[モノラル]

  1. 1.[HQCD]

作品の情報

商品の紹介

新発見! フルトヴェングラー、ウィーン・フィルによる1日違いの「第9」世界初発売! HQCD化
今回、新発見による1953年5月30日に演奏されたフルトヴェングラーとウィーン・フィルによるベートーヴェンの「第9交響曲」が発売される事になった。これは、同年1月23日のオットー・ニコライ演奏会が途中で中止された為に、その繰り延べ演奏会として行われた際の生中継の録音である。
同年5月31日の録音には既発売のLPやCDがあり、よく知られているところであるが、今回の演奏は31日のものとはかなりの部分で異なっている。これらは、巨匠最晩年に示された風格や、楽譜を正確に奏して作り上げられる造形の見事さなど同一の基盤に立っているが、今回の演奏ではそこにライヴ特有の一体感が一層強まっており、緊張感と盛り上がりに大きな違いがある。
音質については、ややテープ・ヒスや終楽章でのワウ・フラッターが見られるが、音響バランスは良く、全体として良好といえる。また31日の録音に比べてマイクセッティングの若干の違いにより、ティンパニ、シンバルを初め全体にオーケストラや合唱団、ソリストに近接した音採りである。
演奏については、第1楽章では第1主題の圧倒的な表現、再現部冒頭でのティンパニの巨匠独特の壮絶な叩き方、第2楽章では重圧に拮抗するような力の盛り上がりと有無を言わせぬ推進力、第3楽章での速い流れによる最美の表現、終楽章での遅めのテンポで盛り上がる一体感、全曲を通してライヴならではの燃焼し尽した表現は全く見事という他ない。オーケストラも巧い。
テンポについては第1、2、3楽章では速め(特に第3楽章は他の全録音を含めても最速)、終楽章ではむしろ遅めのテンポを採っている。しかし、全体では戦後の録音中で最も速く、戦時中の演奏への近似性も感じられる。
総じてこの演奏の特徴は、巨匠最晩年の味わいを持ちながら曲への没入ぶりが深く、冒頭から最後まで乱れの少ない表現によって緊迫した盛り上がりを見せたもので、ほかの演奏とは一味も二味も違っており、聴後に大きな感動を残すものである。今回登場するCDは誠に貴重と思われる。(日本フルトヴェングラー協会;平田治義氏)[コメント提供;ニホンモニター株式会社]
発売・販売元 提供資料

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