キルスティン・ダンストを夢中にさせたUKで最もチャーミングなフロントマン、ジョニー・ボーレルを擁するロック・バンド=レイザーライト、注目のサード・アルバム。哀愁溢れる英国内大ヒット「ワイヤー・トゥ・ワイヤー」他を収録! (C)RS
JMD(2010/06/17)
UKが誇る新世代ロック・バンドのニュー・アルバム、到着。ロンドンのスタジオで2ヶ月掛けて完成させた本作について、「プロデュースし過ぎたり、考え過ぎたりしないようレコーディングは早く終らせたかったんだ。僕らは今までで最も強力な曲が揃ったっていう感触を得ているよ。」とジョニーが語るように「飾らない」3rdアルバムが完成!
タワーレコード(2009/04/08)
最近はフロントマンであるジョニー・ボーレルのゴシップや、各々のソロ仕事ばかりが目立っていたレイザーライトから、ようやくニュー・アルバムが到着した。凝りすぎないように2か月間で完成させたという本作は、余計な物を削ぎ落とし、よりシンプルかつストイックなバンド・アンサンブルで構成された、純然たるロック・アルバムとなっている。これまでの疾走ポップ・チューンはやや影を潜め、代わりにエモーショナルなメロディーと胸に沁み入る歌声が全面開花。凛としたジョニーの佇まい、確かな演奏スキルでサウンドを固めるバックの包容力──そこには確実に〈本物感〉が漂いはじめている。ヤンチャ時代の甘酸っぱさを残しつつも、仄かにプラスされた大人フレイヴァーがちょっぴりホロ苦いね。
bounce (C)柴田 かずえ
タワーレコード(2009年01,02月号掲載 (P92))