その名もボブ・マーリーの1975年アルバムからとった、ノース・ロンドン出身のレゲエ・シンガー、ドレッドなイケメン=ナッティのアルバム。レゲエをべースにしながらも、ナチュラルでオーガニックなサーフ系のレイド・バック感も併せ持つ、心地良いアコースティック・サウンドが魅力。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
UKよりアコースティック系ナチュラル派レゲエ・シンガー、ナッティ登場!レゲエだけでなく、ニール・ヤングからマーヴィン・ゲイまで幅広く聴いて育った彼は、卒業後からスタジオで働き始め、やがてロンドンの一流スタジオ、バタシーにあるSphereスタジオでエンジニアを務めるようになる。その傍らオープン・マイク・セッションや、自身のクラブ・イベント、Vibes and Pressure で徐々に名前を広めていく。2007年に両A面としてリリースされた、インディー・デビュー・シングル“Badmind/Camden Rox”がNMEの注目を浴び、メジャー・デビューのチャンスを掴んだ。本作はスタジオ時代から仕事をしてきたCraigs Dodds、そしてJonny Dollar(Massive Attack) による共同プロデュース作品で、ケイト・ナッシュやアデルのサポートを務めてきたという、幅広い音楽性を感じさせるサウンドとなっている。リー・エヴァートン、ジャック・ジョンソンなど、“サーフ・ミュージック”好きにもおすすめ。
タワーレコード(2009/04/08)
どことなくスティーヴン・マーリー似のロバ顔がキュートな、ノース・ロンドン出身の24歳によるデビュー・アルバム。ルックスのみならずサウンド・アプローチにもマーリー兄弟と通じるものがあり、ルーツ・ロック・レゲエに根差しながらもポップであることを意識した楽曲群は幅広いリスナーの心を射抜くはずだ。全曲アコースティック楽器で作られたメロウな本盤で、のんびりと夏の思い出に浸ってみるのはいかが?
bounce (C)山西 絵美
タワーレコード(2008年09月号掲載 (P67))