ドナルド・フェイゲンとともにスティーリー・ダンを率いるウォルター・ベッカー、のソロ第2作目。プロデューサーにラリー・クライン(J・ミッチェル、H・ハンコック、メアリー・ブラック等)を迎えた充実作。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ドナルド・フェイゲンとともにスティーリー・ダンを率いるウォルター・ベッカー、約14振りのソロ第2作目。94年『11 Tracks Of Whack』以来となるソロ・アルバムは、プロデューサーにラリー・クライン(Jミッチェル、Hハンコック、メアリー・ブラック等)を迎えた充実作。参加ミュージシャンも活動再開後のスティーリー・ダンのメンバーを中心に構成、そこにラリー・ゴールディングス(オルガン)、ディーン・パークス(ギター)、ルシアーノ・ソウザ(ヴォーカル)らが脇を固める万全の布陣。日本盤のみ、より高音質を楽しめるSHM-CD盤でのリリース。
タワーレコード(2009/04/08)
スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーによる14年ぶりのセカンド・ソロ・アルバム。近年のスティーリー・ダンのバックを固めるメンツを中心に展開されるサウンドは、本隊よりもグッとストイックでありながら、ソツなく奥深い。レゲエ調の曲が目立つが、どれも直球ではなく洒落た遊び心満載のアレンジが施されている。クールな余裕と同時に一抹のホロ苦さも感じる、燻し銀の音職人による大人の一枚。
bounce (C)北爪 啓之
タワーレコード(2009年01,02月号掲載 (P93))