フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2008年11月12日 |
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規格品番 |
ROND-3 |
レーベル |
|
SKU |
4521640108032 |
ファースト・アルバム『TJONNIK』存在していた冷たい静けさは、そのままに、自分たちの内側にヒリヒリとしている熱を最小限の空間と音像に押し込め作られたセカンド・アルバム。衝動のみで制作されたこのアルバムから聞こえてくるこのざらついた世界は、彼らの表現の根底にあるもどかしさや息苦しさをも呑み込み、より強度を増したギターのアンサンブルと同調しながら絡み合い、決して交わることのないであろう喪失感と幸福感が同時に存在するような感触を与えてくれるような気がします。
福田教雄
「誰に向けてなのかは分からないが、淡々と、訥々と、語りかけるように、時に諭すように響き渡る歌声。その背後でぶつぶつと呟くように鳴り響く寂寞としたギター。その隙間から、ふと、70年代初頭に登場したシンガー・ソングライターたちの残像が見えた気がした。ジェイムス・テイラーが歌った諦念や、ニック・ドレイクが抱えていた静かな狂気、あるいはレナード・コーエンが表現する悲哀――。そうしたものが、行間から立ち昇ってくる瞬間が幾度となくあった。とはいえ、このアルバムは単なる懐古趣味の産物ではない。理由のない漠然とした不安だとか、掴みどころのない孤独感だとか、そんな都市生活者特有のメランコリーを、THE YOUNG GROUPは実に簡潔な音像で表現している。感情の揺らぎがそのまま音程のふらつきにつながるような実直さ、一切の虚飾を排したシンプリシティの美学が胸を撃つ。とても誠実な音楽だと思う。」
土佐有明
構成数 | 1枚
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ギター2本のネオ・フォーク・ユニットによるセカンド・アルバムは、〈14歳〉がテーマ。大人と子供の狭間に位置する世代が持つ、日常でのちょっとした苛立ちや、どうにもならないもどかしさを描いた作品だ。感情を衝動に変換して作られたナンバーは、どれも繊細でナイーヴな旋律揃い。徹底して削られた音数の隙間からポロポロとこぼれ落ちてくる、ささくれ立った熱がなんとも感情を刺激してくる。
bounce (C)ヤング係長タワーレコード (2008年12月号掲載 (P87))
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