今やヒップホップ・シーン"最重要"ヒットメイカー=エイコンが、成熟した大人の魅力を聴かせる、2年ぶりのサード・アルバム。ヒット街道驀進中、リル・ウェインfeat.でタイトに決める「I'm So Paid」、The Underdog Projectのカヴァー「Right Now (Na Na Na)」他を収録。 (C)RS
JMD(2010/12/09)
2008年だけでも関わった作品は35作品!今やカニエ、ファレルを凌ぐ最重要ヒットメイカーとして目覚ましい活躍を続けるプロデューサー/ソングライター/アーティスト、エイコン。2006年の前作『Konvicted』から約2年振りとなるサード・アルバム。リード・トラック「ライト・ナウ(ナ・ナ・ナ)」をはじめ、エイコンならではの味わい深くもキャッチーなスーパー・ナンバー揃い!ゲストにはセカンド・シングル「アイム・ソー・ペイド」でのリル・ウェイン&ヤング・ヤング・ジージー他、T-Pain、ワイクリフ、カーディナル・オフィシャルなど。
タワーレコード(2009/04/08)
独特の哀愁を帯びた歌声とメロディーメイクで数々のヒットを産み出し、現在の音楽シーンに必要不可欠な存在となったエイコン。自身のレーベルから次々と新人を輩出するなど、スーツ姿もサマになる敏腕ぶりを発揮しているが、この自身の3作目は〈切ないけど心地良い〉泣きのエイコン節はそのままに、視野を世界規模に広げたヒット指数満点の快作に。流行の80'sサウンドを反映させたダンス・トラックから、ヤング・ジーズィ&リル・ウェインとのハスラー讃歌、T・ペインとのエロ師弟コラボ、コルビー・オドニスとカーディナル・オフィシャルを招いたトランシー・ポップ、アーシーでピースフルな感動曲まで、高品質のポップスとして機能するものばかり。かの〈キング・オブ・ポップ〉が惚れ込むのも納得ですよ。
bounce (C)池田 貴洋
タワーレコード(2009年01,02月号掲載 (P88))