人気トランペッター、ファブリツィオ・ボッソ擁するイタリアのクラブ・ジャズ・シーン最強のクインテット。
ニコラ・コンテ、マリオ・ビオンディらとの共演でも活躍する、彼らがついにBLUENOTEからリリース!
マリオ・ビオンディとのアルバム『ハンドフル・オブ・ソウル』が本国イタリアで大ヒット、日本でも大きな話題となり来日公演も実現した彼ら。ニコラ・コンテとの共演や、LTCなど他グループでの活躍。メンバーはファブリツィオ・ボッソ、ダニエル・スカナピエコ、ロレンゾ・トゥッキはリーダー作もリリースする実力派ばかり。ボッソとスカナピエコによる2管が熱いプレイで引っ張り、リリカルなマンヌトゥーザのピアノが彩る。トゥッキのドラムも熱い!ジャズに今風のテイストを吹き込んだ彼らオリジナルのスタイルは、若い世代にもベテランのジャズ・ファンにも届くはず。シダー・ウォルトン、マッコイ・タイナー等の曲を入れつつオリジナル曲を中心とした、1曲目から軽快なナンバーで始まる超クールな1枚。
タワーレコード(2009/04/08)
イタリアン・ジャズ界を牽引するトランペッター、ファブリツィオ・ボッソを中心としたハード・バップ集団がついにメジャー・デビュー。ジャズ・メッセンジャーズら50年代ブルー・ノート・サウンドの伝統を現代の音に昇華させたような今作は、ほとんどをオリジナル曲で構成。盟友ダニエル・スカナピエコとのタッグによるパワフルかつエレガントな2管アンサンブルもバッチリとキマった、申し分のない仕上がりです。
bounce (C)藤井 大樹
タワーレコード(2008年10月号掲載 (P91))