チプリアーニ的イージー・クロスオーバー・ファン必聴!
『LIBERI ARMATI PERICOLOSI』(1976)
サウンドトラック
音楽 ジャンフランコ・プレニツィオ&
エンリコ・ピエラヌンツィ
監督 ロモロ・ゲリエリ
主演 ステファノ・パトリッツィ、ベンジャミン・レブ、
マックス・デリス、エレオノーラ・ジョルジ、
トーマス・ミリアン
退屈した3人の若者が働いた強盗。若者たちは、
人質をとるが・・・ が、アクションやサスペンスを
前面に出している作品ではないのであろう、という
推測は、この意外なサウンドが展開するサントラを
聴けばわかります。音楽は、イタリアン・サントラの
アレンジャーで数多くの作品に携わるプレニツィオ
とピアニストのエンリコ・ピエラヌンツィ。1曲目から、
ほのぼのと心地良いインストゥルメンタル・ポップ。
ライトなフュージョン感覚でピアノもゴキゲンなナンバー、
アラン・ホークショーあたりを思わせる心地よいソフト
ロック・テイストのイージーリスニング、最もアクション
ぽいと思われるチプリアーニ・タッチのファンク・ジャズ
も、これはラウンジ・サウンドだ。ボッサもあり。
ハードなグルーヴ・ナンバーは一切なし、というジャケット
のイメージとは違うサウンド。が、つまり、チプリアーニ
あたりのイージー/ラウンジ・サントラ・ファンには
ど真ん中なナンバー盛りだくさんの、これは隠れ名盤
なのだった。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2008/09/16)