| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2008年09月19日 |
| 国内/輸入 | 輸入(ヨーロッパ盤) |
| レーベル | Arista Records (USA) |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 82876838612 |
| SKU | 828768386125 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:08:39
録音 : ステレオ (Studio)

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相変わらず”音”の解像度は高く、研ぎ澄まされているし、個人的な印象として、いい意味で”軽い”(つまり”重くない”)。緊迫感のあるインストゥルメンタルもあるし、天国にいるような安息から不穏な”兆し”が毒牙のように覗く楽曲もある。ジャケットの”肖像”にもサイレントな”棘”が仕組まれている。こちらの方は、サウンドの”軽さ”を補うかのように、いい意味で”重い”。
個人的な白眉は、アルバムのラストを飾る「願い」だ。FMの深夜番組でこの曲に出逢い、その美しくも儚いバラードに一瞬で心奪われてしまった。惹きつけるのは、何といっても英国的な美しい旋律だ。精巧に創られた模型のように、仕上がりが完璧に近いほど、美しくて、哀しい。楽曲の最終盤で繰り返されるタイトル・コールが、心の扉を叩き続けているようにも聴こえる。後の「アンモニア・アヴェニュー」や組曲「運命の切り札」の系譜ともいえる、英国的な耽美な名曲だと思っている。