こんなにキュートなら自己チューでもOK、「ザ・ワールド・シュド・リヴォルヴ・アラウンド・ミー」が大ヒット中!美形シンガー=イマーニとトラック・メーカーのアダムによるR&B/ヒップホップ・ユニット、リトル・ジャッキーのお披露目アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
あのJoss Stoneを輩出したことでも知られる名門レーベル“S-CURVE”がスペシャル・ニューカマー!90年代後半にデビューし、強烈な個性と歌声で支持されてきたNY出身のシンガー・ソングライター、イマーニ・コッポラが、今をときめくエリオット・ヤミンやベテラン、トム・ジョーンズとも仕事をこなすボストン出身のコンポーザー、アダム・パリンと組んだブルックリン発の男女デュオ、リトル・ジャッキーのデビュー・アルバム。既に話題のシングル「THE WORLD SHOULD REVOLVE AROUND ME」をはじめ、ビリー・ジョエルやスティーヴィー・ワンダーに多大な影響を受けたというオールドスクールなR&B/HIP HOPとPOPを融合させた、キャッチーで爽快なオルタナティヴ・サウンドがとてもご機嫌!正直、全曲シングル・カットできそうなほどにハイクオリティな楽曲が満載です。
タワーレコード(2009/04/08)
【山崎二郎氏(BARFTOUT! / STEPPIN! OUT!編集長&DJ)によるこの作品のmiddle & mellowなポイント解説】
『Little Jackie/ザ・ストゥープ』
エイミー・ワインハウス的、マーク・ロンソンの仕事的な60’sなフレイヴァー感あるユニットがNYから。ジャズ、スカ、〈モータウン〉にヒップホップがミックス。
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)
NYでセレブに人気を博しているという、デュオのデビュー作。とはいえ、ヴォーカリストは過去に“Legend Of A Cowgirl”のヒットを持つイマーニ・コッポラだし、制作面ではエリオット・ヤミンなどのメジャー仕事にも関わるアダム・ポーリン、そしてイマーニの97年作やディガブル・プラネッツにも関わっていたマイケル・マンジーニが後ろ盾となっているわけで、実績と実力のあるメンツが集まった格好だ。誤解を恐れずに言えば、内容は〈明朗活発なエイミー・ワインハウス〉か? ただしエイミーのようなやさぐれムードは漂わせず、ヒップホップを通過した現代ポップ解釈でモータウン・サウンドをカラリと表現した鮮やかな手捌きはキャッチーそのもの。幅広いリスナーに好感を持たれるはずだ。
bounce (C)池谷 昌之
タワーレコード(2008年09月号掲載 (P63))