ニュージャージー出身、ダニエル・ワン、メトロ・エリア、ケリー・ポラーらを擁するレーベル、"ENVIRON(エンヴァイロン)"を主宰するアーティスト/プロデューサー、モーガン・ガイスト。本作は、メトロ・エリア名義でのアルバムのヒットも記憶新しい10年ぶりのソロ・アーティスト・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
“メトロ・エリア”名義でのアルバム・ヒットも記憶に新しいモーガン・ガイストによる前作より10年振りとなるソロ・アルバム!『メトロ・エリア』(2002年)でのレアなディス探求、空前絶後のオブスキュア・ディスコ・ミックスとなった『アンクラシックス』(2004年)のリリースを経て制作された今作は、“DOMINO”からのリリースでもお馴染み、カナダのシンセ・ポップ・デュオ=ジュニア・ボーイズのジェレミーによるヴォーカルを大々的にフィーチャーし、モーガン自身の若き日の影響源であるニューウェイヴ/プログレッシヴ・ロック/ピュア・エレクトロニック/などへの罪深い欲求を如実に映した内容となっている。
タワーレコード(2009/04/08)
ディスコ・リヴァイヴァル・トラックのリリースや、オブスキュア・ディスコの発掘に勤しむエンヴァイロンの運営、そしてメトロ・エリアとしても知られるモルガン・ガイストが、自身名義では何と12年ぶりとなるセカンド・アルバムをリリース。ジュニア・ボーイズからヴォーカルを迎え、彼の基盤でもあるニューウェイヴやシンセ・ポップ~エレポップ、プログレを消化して、ダンス・ミュージックの現行フォーマットで体現した力作となっています。つまり、いまはなきUKのインテリジェント・テクノ・レーベル、クリアから出していた実験的ミニマル・サウンドの前作と、メトロ・エリアでのロマンティックなディスコ・サウンドとの架け橋とでも言えそうな仕上がりなのです。こりゃまたまた名盤の誕生ですなっ!!
bounce (C)ヤス2B
タワーレコード(2008年10月号掲載 (P75))