超デストロイなスクリーモ、カオスを生み出す衝撃パフォーマンスを叩き付け、USロック・シーンのメイン・ストリームへ駆け上がった6人組=アンダーオースが、さらにヘヴィにダークにメタルコア道を突き進む激アルバム第6弾! (C)RS
JMD(2010/06/14)
“ケイオティック・ハードコア”アンダーオース。カオスを生み出す衝撃のパフォーマンスを叩き付け、USロック・シーンのメイン・ストリームへ駆け上がった6人組。全米チャート初登場2位の前作に続くアルバム。
タワーレコード(2009/04/08)
〈みんなで歌って、みんなで絶叫!〉の様式美を作り上げたスクリーモのパイオニアたちは、早くも脱スクリーモ化を図り、歌モノになるか、ヘヴィーな方向へ進むかを選択することになったわけだが、後者を選んだアンダーオースの新作は完全に孤高の存在! 実はかなりプログレッシヴで変態度の高い轟音を奏でつつも、あくまでキャッチーな歌メロが際立つように聴かせる手腕は健在だ。しかし、全体的には前作よりも荒廃した雰囲気が漂う、実験的なアルバムに仕上がっている。単なるへヴィー・メタルの焼き直しバンドを聴くくらいなら、失敗を恐れずにみずからの道を行く彼らのほうが賞賛に値すべき。フォロワーはおろか、ミーハー・キッズすらも遥か彼方に取り残すメタルコアの最先端にして最終型がコレ!!
bounce (C)塀戸門家
タワーレコード(2008年10月号掲載 (P78))