クラシック
CDアルバム

Mozart: Don Giovanni (3/7/1942) / Bruno Walter(cond), Metropolitan Opera Orchestra & Chorus, Ezio Pinza(Bs), Jarmila Novotna(S), etc

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フォーマット CDアルバム
発売日 2008年09月08日
国内/輸入 輸入
レーベルAndromeda
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 ANDRCD9040
SKU 3830257490401

構成数 : 2枚

【曲目】
モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
【演奏】
エツィオ・ピンツァ(ドン・ジョヴァンニ)
アレクサンダー・キプニス(レポレロ)
ヤルミナ・ノヴォトナー(ドンナ・エルヴィーラ)
ローズ・バンプトン(ドンナ・アンナ)
チャールズ・カルマン(ドン・オッターヴォ)
ビドゥ・サヤン(ツェルリーナ)
ブルーノ・ワルター(指揮)、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
【録音】
1942年3月7日 (ライヴ)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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ワルターの数多い録音の中でトップを争う名演であると同時に、名盤の多い「ドン・ジョヴァンニ」の中でも断トツの名演である。1942年のライブでありながら、音質は良く非常に聴きやすい。2012年発売の輸入盤(WHRA-6045)も音質は良かったが、今回の国内盤の方が、より自然で落ち着いた響きになっている。さて、肝心の演奏についてであるが、これほど指揮者&オケがモノを言っているオペラ演奏は少ないのではないかと思われる。ワルター/メトロポリタン歌劇場管弦楽団は、強い集中力と推進力が一瞬たりとも途切れることがなく、その充実した響きの上で、題名役のピンツァをはじめとする歌手たちが実に伸び伸びと名唱&名演技を示している。本作品は、しばしば「デモーニッシュ」と言われ、そうした特性を最も良く表しているのがフルトヴェングラー盤とされるが、とんでもない!! フルトヴェングラー盤は、最晩年期の非常に落ち着いた演奏であって、このワルター盤こそが、本作品の全CDの中での唯一無二のデモーニッシュな演奏と言うべきである(デビュー当時のハーディングも良かったがワルターには及ばない)。そのデモーニッシュな演奏ぶりは序曲から既に明らかではあるが、地獄落ちまで聴けば誰もが納得するのではないか。3時間を優に超える長い作品であるにもかかわらず、本演奏を聴いてしまうと、また何度も繰り返し聴きたくなってしまう(良い意味での)”中毒性”があることも、本演奏の大きな特徴だ。これが「ドン・ジョヴァンニの毒」なのかもしれないが、それを味あわせてくれる唯一の演奏である。
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