ガレージ・ロック大復活の立役者=ザ・ストロークスのギタリスト、アルバート・ハモンド・ジュニアがリード・ヴォーカルもこなして、あくまでも彼自身のソング・ライティングを貫くソロ・プロジェクトによる、超インディーズなセカンド・アルバム! (C)RS
JMD(2010/06/14)
ストロークスのギタリスト、アルバート・ハモンド・ジュニア、前作より2年ぶりのセカンド・ソロ・アルバムをリリース!今回のアルバムも前回同様Matt Romano (drums)、Marc Philippe Eskenazi (guitars/keyboards)、Josh Lattanzi (bass)らと共にニュー・ヨークにあるエレクトリック・レディー・スタジオにて5週にわたりレコーディングを行った。共同プロデューサーにはエンジニアであるGus ObergとMattのヘルプを受けている。
タワーレコード(2009/04/08)
本誌の連載〈ロック! 年の差なんて〉に登場する阿智本悟君もヘアスタイルを真似するほど、若者ロック・リスナーから熱烈に支持されながら、肩の力の抜けた、まろみのあるポップなメロディーメイカーとしても一級の才能を見せつけるアルバート・ハモンドJr。このセカンド・アルバムには前作同様、ストロークス本隊との類似性も見い出せるソリッドでモダンなギター・サウンドが随所に散りばめられているが、黄昏色のアメリカーナ臭を強めていたり、ゴールデンな色調のポップスを聴かせたり、軽妙なレゲエ・ビートを披露したりと、より自由度と享楽性を増した作風に。流石にもう父親譲りとは言われないであろう振り幅で、改めて彼のソングライターとしての豊潤な才能に嫉妬&驚愕させられた一枚だ!
bounce (C)冨田 明宏
タワーレコード(2008年08月号掲載 (P86))