ニュー・レイヴな勢いとポップセンスを兼ね備えた英国ノッティングハム出身のバンド、レイト・オブ・ザ・ピアのアルバム。1980年代エレポップを軸にメロディ・ラインを鳴らしたかと思ったら、いきなりドラマティックな展開を絡め、その後はパンキッシュに突っ走るという豪快な曲作りで話題騒然。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ニュー・レイヴ~エレクトロの流れを汲むシンセ・ポップ・サウンドで注目を集める英キャッスル・ドニントン出身の新人ロック・バンド、レイト・オブ・ザ・ピアーのデビュー・アルバムが日本先行で登場。本作は、クラクソンズからミステリー・ジェッツまでを手がけて、今やリミキサー/プロデューサーとして引っ張りだこのエロール・アルカンが全面プロデュースを担当。80'sニューウェーヴや初期レイヴ・シーンにも通じる雑食サウンドがポップに弾けた、キツネ好きにもストライクする強力ダンス・ロック盤。
タワーレコード(2009/04/08)
もはやニューレイヴでもニューノイズでもない! これはニュータイプのエレクトロ・ポップスだ!! ノッティンガムから登場した彼らは、全員20歳そこそこの4人組。チープな電子音をパンキッシュでプリミティヴなビートに乗せるその妙技は、遺伝子螺旋が3本あるとしか思えないほどの奇天烈ぶり。80's好きと語っているものの、彼らの場合は2080年を指しているんじゃ!? 恐るべき子供たちになす術もなく身を委ねるしかない。
bounce (C)柴田 かずえ
タワーレコード(2008年08月号掲載 (P89))