サーファー、フィルム・メイカー、そしてシンガー・ソングライターとして独自のスタイルを築き上げてきたシーンのカリスマ、ジャック・ジョンソンの約3年ぶりとなる4thアルバムが発売!本人曰く「前作『In Between Dreams』はサーフィンでいうと最初から最後まで晴天で。ずっと6フィート位のオフショア面ツルのいい波だった。今作は、ある時は凄く小さな膝波、ある時は大きくてラフな波だったりするダイナミックさがあるんだ。」とのこと。また今作では家族と奥さんへの“優しさ”も多く描かれており、収録曲の「エンジェル」では“彼女の存在そのものが僕にとってのプレゼント”などと、彼の大きく温かな愛がめいいっぱいに広がっています。プロデューサーは1st『Brushfire Fairytales』を手掛けたJP.プルニエを起用。
タワーレコード(2009/04/08)
Jack Johnson claims that personal losses led the surfing singer/songwriter into darker territory for his fifth album. To a certain extent, all of that is true, as the album does open with an atypically moody number in "All at Once" and there are some darker sentiments lurking here, but it takes some close listening to find the sorrow flowing underneath Johnson's sand-brushed, gentle voice doesn't command attention. His voice lulls and soothes, perfect for his mellow moods. Johnson may use more electric guitar but he's strumming them like acoustics and his overall aesthetic has not changed at all: he's still a laid-back guy singing songs that roll so easy they glide into the background. ~ Stephen Thomas Erlewine|
Rovi
サントラを挿んで実に3年ぶりとなる新作。その間、彼のフォロワーが絶えずシーンに現れては消えていったが、〈サーフ・ロックの帝王〉はそんな状況なんてお構いなしにここでもマイペースな姿勢を貫いている。いや、むしろベン・ハーパーの右腕であるJPプルニエと初作『Brushfire Fairytales』ぶりの再合体を果たしているあたり、自身を取り巻く環境を一度リセットしようとしたのかもしれない。その証拠に今作では“Angel”をはじめ、家族に向けられたパーソナルな曲が優しく耳を撫でるのだ。ギターを片手に己のブルース道を突き進む――やっていることに大きな変化はない。でも優しい歌声の向こうに、〈僕の好きにさせてくれ!〉との音楽業界に対する頑なメッセージを感じるのは気のせいだろうか?
bounce (C)山西 絵美
タワーレコード(2008年02月号掲載 (P93))