1989年ヴォーカル・グループ、マネキンの一員としてデビューし、その後ソロとして数々のヒット曲を飛ばしてきた、独立独歩で我が道を歩み続けるR&Bシンガー、ケニー・ラティモアのVerve移籍第1弾アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ワシントンDC生まれのケニー・ラティモアは、1989年、ヴォーカル・グループ=マネキンの一員としてレコード・デビューを果たす。しかし、グループは成功せず、その後ソロ転向を決意。1996年、コロンビアより『Kenny Lattimore』をリリースし、「Never Too Busy」、「Just What It Takes」などがスマッシュ・ヒット。その後1997年にリリースしたセカンド・アルバム『Soul Of A Man』からは、「For You」が全米、そして全世界で大ヒットし、シンガーとしてのステイタスを不動のものにする。2000年、アリスタに移籍し2001年には『Weekend』をリリース。シーンをどんな流行が席捲しようと、独立独歩で我が道を歩み続けるR&Bシンガー、ケニー・ラティモアのVerve移籍第1弾新作アルバム!
タワーレコード(2009/04/08)
奥方シャンテ・ムーアとの共演盤もあって不在感はなかったものの、ソロとしては実に7年の間を空けたケニー・ラティモアが、ヴァーヴに籍を移して前線復帰。すべてカヴァーで揃えた内容で、オーティスやアレサ、マーヴィンといったソウル・レジェンドからビートルズまでの楽曲をスムースでアダルトなサウンドに乗せて歌う。奥方のねっとり具合とはまた異なり、センシュアルながらも端正な持ち味は崩さない大人の愉悦盤だ。
bounce (C)池谷 昌之
タワーレコード(2008年10月号掲載 (P73))