まるで地獄のサーカス!狂気の沙汰のライヴ・パフォーマンスが映像作品に!メンバーのマスクに付けられたCCDカメラなど30台のカメラを駆使した、迫力満点のライヴ映像はまさに地獄絵図!お蔵入りPV、バックステージ、オフショット、撮影舞台裏などこのDVDでしか見れないシーンが満載!!
タワーレコード(2009/04/08)
怒濤の快進撃でヘヴィー・ロック・シーンの頂点へと上り詰めたスリップノット。その最大の魅力は何といってもあの壮絶なライヴをおいて他ならない。2002年2月16日、ロンドン・アリーナでのステージを30台のカメラ、メンバーの視点によるCCDカメラを使用して臨場感溢れた映像を収録した本作。円陣を組んで気合いを入れるスリップノット。ペンタグラム・フラッグが掲げられたステージにメンバーが登場し、1曲目の“People = shit”でジョーイのブラスト・ビートが炸裂。この時点で場内のヴォルテージはすでに最高潮へ達している。縦横無尽にステージを走りファンを煽るヴォーカルのコリー、長髪を振り乱しヘッドバンキングを浴びせるギターのミック、それに負けじとファンもヘッドバンキングで応酬。その光景は混沌として、まるで阿鼻叫喚状態だ。最後までテンションを落とさず、これだけのパフォーマンスを演出するメンバーのプロ意識の高さには脱帽。バックステージ・ショットもファンには嬉しいが、本作は2枚組仕様になっていてDisc-2にはレアなプロモ・クリップも収録。あー暴れたいっ!!
bounce (C)杉本康雄
タワーレコード(2003年01,02月号掲載 (P161))